/ 詳細
検索 (期間指定)
期間

2022/11/14 09:06

上値の重い展開か、中国指標の発表控え様子見も 無料記事

◆週明け14日の香港マーケットは、中国指標の発表を控え上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。11日の米株市場は、米利上げペース減速の期待が続き、主要指標のNYダウが前日比0.1%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.9%高とそろって続伸した。前日急伸した反動で売り先行したものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じている。前日公表された10月の米消費者物価指数(CPI)は、上昇率が予想を下回った。インフレ懸念が薄らぐ中、米連邦準備理事会(FRB)は12月の利上げ幅をこれまでの0.75%→0.50%に縮小するとの見方が強まっている。
 中国国内の環境も改善しつつある。中国国家衛生健康委員会は11日、新型コロナウイルスの防疫対策(入境規制)を一部緩和すると発表した。国家衛生健康委員会の当局者は12日、「今回の見直しは規制緩和ではなく微調整」と述べ、市場の楽観に釘をさしたが、緩和は徐々に進むとの期待も大きい。国営メディアは10日、過度な防疫措置は是正すべき――と報じている。
 なお、中国ではあす15日(日本時間午前11時ごろ)、10月の各種経済統計が公表される予定(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。小売売上高や鉱工業生産などの伸び率は、前月実績から大幅減速する見通しだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。先週末の米株高や、オフショア人民元(対米ドル)が元高方向で推移していることなどは好感されそうだが、あすの中国指標発表を前に、買いが手控えられる可能性もあろう。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース