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2022/10/18 08:48

しっかりか、内外環境が改善 無料記事

◆18日の香港マーケットは、内外環境の改善でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。週明け17日の米株市場では、業績懸念が薄らぎ、主要指標のNYダウが前営業日比1.9%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が3.4%高とそろって急反発している。主要企業の四半期決算発表がスタートする中、銀行大手のバンク・オブ・アメリカが公表した7〜9月期決算は1株利益と売上高が予想を上振れた。市場には、「企業業績は想定していたよりも堅調」との見方が広がっている。英国の金融・財政混乱の警戒感も後退。ハント英財務相が大規模減税策のほとんどを撤回したことで、通貨ポンドは急上昇し、同国の信頼回復につながると期待された。
 内部環境もそれほど悪くない。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための行動抑制強化や、中国経済の先行き不安はマイナス材料となるものの、中国の景気テコ入れスタンスは強まっている。習近平・総書記(国家主席)は16日開幕の共産党大会の冒頭演説で、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。また、国家発展改革委員会の副主任は17日、「中国経済は第3四半期に急回復した」と述べている。なお、中国国家統計局は同日、翌18日に予定していた第3四半期(7〜9月)GDP成長率など経済指標の発表を延期することを明らかにした。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。上述したように、米株の急反発と中国の景気テコ入れスタンスが投資家心理を上向かせよう。また、外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元が元安方向で推移していることもプラス材料だ。資金流出の警戒感も和らいでいる。


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