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2022/10/31 09:01

上値の重い展開か、中国経済に先行き不透明感 無料記事

◆週明け31日の香港マーケットは、中国経済の先行き不透明感で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。28日の米株市場は、ハイテク大手の決算好感で、主要指標のNYダウが前日比2.6%高と大幅に6日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.9%高と3日ぶりに急反発した。このところハイテク大手のさえない決算が続いていたものの、アップルやインテルなどの好業績が明らかとなり、投資家心理が上向いている。アップルの7〜9月期決算では、売上高が過去最高を記録。インテルの決算では、1株利益が予想を上回った。
 一方、中国国内の環境は不透明。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。
 なお本日は(日本時間午前10時30分ごろ)、10月のPMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。直前の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが49.8(前回50.1)、非製造業PMIが50.1(前回50.6)にそれぞれ低下する見込みだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。米ハイテク株高は支えとなりそうだが、中国経済の停滞が投資家心理を冷やしそうだ。ただ、指数はこのところの下げで値ごろ感が強まっているだけに(上海総合指数は約半年ぶり安値、ハンセン指数は13年ぶり安値)、自律反発狙いの買いが入ることには期待したい。


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