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2022/09/14 08:42

売り先行か、米利上げ加速を警戒 無料記事

◆14日の香港マーケットは、米利上げ加速の警戒感で売り先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場は、利上げ加速の警戒感が高まり、主要指標のNYダウが前日比3.9%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が5.2%安とそろって5日ぶりに急反落した。下落率はそれぞれ、今年最大を記録している。朝方公表された米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇率となったことを受け、市場に、「米金融当局は大幅利上げを継続する」との見方が広がった。今月20〜21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、通常の3倍にあたる0.75%利上げが決定される見込みだが、1.0%利上げの可能性もささやかれている。急速な金利上昇が景気を下押すと不安視された。
 米中関係の更なる悪化も警戒。一部通信社が「米政府は中国の台湾進攻を抑止するため、対中制裁を検討しているもよう」と報じた。
 一方、内部的には、行動制限継続の懸念が依然として根強い。新型コロナウイルスの新規感染者数は国内で減少しつつあるものの、一部地域ではロックダウン(都市封鎖)が続いている。市内の複数大学でクラスターが発生した北京市では、コロナ防疫措置が強化された。5年に1度の中国共産党大会(10月16日に北京で開幕)が閉幕したあとも、厳格な防疫措置がとられるとの見方もある。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として苦戦を強いられそうだ。上述したように、米利上げ加速の警戒感が投資家心理の重しとなろう。また、外国為替市場で、対人民元の米ドル高が再び進行していること(米ドル高・人民元安)も不安材料だ。


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