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2022/09/05 08:52

売り先行か、内外に懸念材料 無料記事

◆週明け5日の香港マーケットは、内外情勢の不透明感で売られる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。欧州のエネルギー危機が深刻化している。ロシア国営エネルギー企業のガスプロムは2日、欧州に天然ガスを送る主要なパイプライン「ノルドストリーム1」について、新たな不具合が見つかったとして、3日に予定していた稼働再開を無期限に延期すると発表した。また、米国の金融引き締め長期化の警戒感も依然としてくすぶっている。
 先週末1日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.1%安と反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は1.3%安と6日続落。米雇用統計の結果を受け小高く推移していたものの、後場に入り失速した。米労働省が2日公表した8月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想ほどではなかったものの伸びが前月から減速し、失業率はやや上昇。市場では、「金融当局が利上げ加速に動きにくい」と受け止められた。ただ、欧州のインフレ懸念などもあり、利上げを継続するとの見方も根強い状況だ。
 一方、内部的には新型コロナウイルス感染対策の行動抑制強化がマイナス。四川省成都市は、事実上のロックダウン(都市封鎖)を4日から少なくとも3日間延長すると決定した。また、深セン市は4日、大規模検査の結果を受けて防疫措置を調整すると発表。感染者増が確認できた場合、規制が延長される恐れもある。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として苦戦を強いられそうだ。上述したように、欧州のエネルギー危機、米国の引き締め継続、中国のコロナ防疫措置――など悪材料が重なっている。
なお本日付で、ハンセン指数の構成銘柄に中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー:1088/HK)、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ:1929/HK)、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ:3692/HK)、百度集団(バイドゥ:9888/HK)の4銘柄が新規に組み入れられる。除外銘柄はなかったため、構成銘柄は69→73に増加する運びだ。

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