2022/10/03 09:07
上値の重い展開か、米金融引き締め加速を警戒
◆週明け3日の香港マーケットは、米金融引き締め加速の警戒感で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境はネガティブ。先週末9月30日の米株市場では、急速な金融引き締めによる景気悪化懸念がくすぶる中、主要指標のNYダウが前日比1.7%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.5%安とそろって大幅続落し、それぞれ年初来安値を更新した。朝方公表された8月の米個人消費支出(PCE)統計では、コア指数の伸びが加速。インフレ高進を背景に、米連邦準備理事会(FRB)は積極的な利上げを継続するとの見方が一段と強まった。
一方、中国国内に目立った手がかりはない。中国は10月1日に国慶節の大型連休がスタートし、本土マーケットは今週いっぱい(3〜7日)が休場となる。政策動向などのニュースフローにも乏しい状況だ。また、香港マーケットはあす4日、重陽節の祝日で休場となる。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、米金融引き締めの加速が不安材料だ。通貨を米ドルにペッグしている香港でも、域内の急速な金利上昇懸念が続いている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境はネガティブ。先週末9月30日の米株市場では、急速な金融引き締めによる景気悪化懸念がくすぶる中、主要指標のNYダウが前日比1.7%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.5%安とそろって大幅続落し、それぞれ年初来安値を更新した。朝方公表された8月の米個人消費支出(PCE)統計では、コア指数の伸びが加速。インフレ高進を背景に、米連邦準備理事会(FRB)は積極的な利上げを継続するとの見方が一段と強まった。
一方、中国国内に目立った手がかりはない。中国は10月1日に国慶節の大型連休がスタートし、本土マーケットは今週いっぱい(3〜7日)が休場となる。政策動向などのニュースフローにも乏しい状況だ。また、香港マーケットはあす4日、重陽節の祝日で休場となる。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、米金融引き締めの加速が不安材料だ。通貨を米ドルにペッグしている香港でも、域内の急速な金利上昇懸念が続いている。
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