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2022/11/07 08:50

売り先行か、中国コロナ防疫措置を不安視 無料記事

◆週明け7日の香港マーケットは、中国のコロナ防疫措置堅持を懸念し売られる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。4日の米株市場は、米金融引き締めの警戒感が薄れる中、米利上げの長期化が懸念され、主要指標のNYダウが前日比1.3%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数も1.3%高とそろって5日ぶりに反発した。10月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を上回ったものの、失業率が上昇したことで、「金融当局が利上げ幅を拡大するほどではない」との見方が広がっている。また、地区連銀総裁からは、今後は利上げ幅が小幅になる可能性がある――との発言が相次いだ。
 一方、中国国内の環境は不透明。国内で新型コロナウイルス感染が拡大する中(5日の新規感染者数は半年ぶりの高水準)、当局は新型コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を堅持する構えだ。国家衛生健康委員会の当局者は5日の会見で、「ゼロコロナ」政策の有効性は実証されているとして、今後も継続する方針を示している。コロナ防疫措置を巡っては先週、緩和方向に動く可能性が散発的に指摘されていた。
 なお来週にかけて、10月の各種経済統計発表が相次ぐ。本日7日は貿易、9日は物価、15日は小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融などが予定されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として苦戦を強いられそうだ。上述したように、中国コロナ防疫措置の緩和期待後退が投資家の失望を呼びそうだ。


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