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2022/08/22 09:07

神経質な値動きか、好悪材料が入り混じる 無料記事

◆週明け22日の香港マーケットは、好悪材料が入り混じる中で神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。19日の米株市場は、米金利高の警戒感で、主要指標のNYダウが前日比0.9%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.0%安とそろって反落した。米金融当局者のタカ派(引き締めに積極的)発言を受け、連邦準備理事会(FRB)の利上げペース減速期待が後退。リッチモンド連銀のバーキン総裁は19日、「インフレ抑制のため大幅な利上げが必要となる」と発言した。米10年債利回りは、再び節目の3.0%に接近している。
 一方、内部的には経済対策の期待感が高まる状況。国営メディアは19日、「国務院(内閣に相当)当局者は、財政・金融政策を通じ的を絞った経済対策を強化する方針を示した」と報じた。本日(日本時間午前10時15分ごろ)に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.45→4.35%、実質的な政策金利と呼ばれる1年物が3.70→3.60%に引き下げられるとの見通しがコンセンサス。市場の一部では、より大きな引き下げ幅を見込む向きもある。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。中国の景気対策に対する期待感は根強いものの、米金利高が懸念材料となる。また、猛暑による電力ひっ迫で、計画停電が一部地域で続いていることもマイナス材料だ。工場の稼働停止などにより、サプライチェーンが混乱する恐れもある。
 ただ、主要な中国企業の決算報告が香港で佳境に入りつつある中、業績動向に着目した物色は続きそうだ。本日は、康師傅HD(322/HK)や中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)、招金鉱業(1818/HK)、あす23日は、龍源電力集団(916/HK)や快手科技(1024/HK)、中国生物製薬(1177/HK)、安踏体育用品(2020/HK)、中国平安保険(2318/HK)、中国アルミ(2600/HK)、京東物流(2618/HK)、金山軟件(3888/HK)、京東集団(9618/HK)、小鵬汽車(9868/HK)などが中間業績を公表する予定だ。


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