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2022/08/17 09:07

下値固めの展開か、中国景気対策が支えに 無料記事

◆17日の香港マーケットは、中国経済対策の期待感で下値を固める展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。16日の米株市場は、好悪材料が入り混じる中で方向感を欠いた。主要指標のNYダウが前日比0.7%高と5日続伸する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%安と3日ぶりに反落。小売大手に好決算が相次いだことはプラスとなるものの、商品市況安や金利上昇はネガティブ材料視されている。決算動向に関しては、米小売り大手のウォルマートとホーム・デポの第2四半期決算がそれぞれ予想を上回った。両社の株価は急伸し、NYダウを押し上げている。他方、原油相場の下落(WTI原油先物は3.2%安で3日続落、一時、今年1月以来の安値)を嫌気し、エネルギー株は売りに押された。米10年債利回りの上昇が逆風となり、ハイテク株の一角もさえない。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月開催分)の公開を翌日に控え(日本時間18日未明)、金融政策の方向を見極めたいとするスタンスも上値を重くさせた。
 一方、内部的には、経済対策の期待感が高まっている。李克強・首相は16日、経済下支えのためマクロ経済政策を強化し、消費促進と投資拡大に向けた措置を拡大すると表明した。また、7月の各種経済統計が下振れたことなどを背景に、金融関係者の間からは、「新たな支援策を導入し、景気対策を強化するべき」との声が相次いでいる。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは下値固めの展開か。原油や金属の市況安はマイナスだが、中国の経済対策に対する期待感が相場を支えよう。
 なお香港では、主要な中国企業の決算報告が本格化している。本日は、騰訊HD(700/HK)や香港交易所(388/HK)、華潤ビールHD(291/HK)、華潤電力HD(836/HK)、薬明生物技術(2269/HK)、あす18日は、吉利汽車HD(175/HK)や銀河娯楽集団(27/HK)、東亜銀行(23/HK)、百盛商業集団(3368/HK)、網易(9999/HK)などが中間業績を公表する予定だ。


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