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2022/08/31 08:59

神経質な値動きか、欧米の金融引き締めを懸念 無料記事

◆31日の香港マーケットは、欧米の金融引き締め警戒で神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。30日の米株市場は、米金融引き締め長期化による景気懸念が高まり、主要指標のNYダウが前日比1.0%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.1%安とそろって3日続落した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派(引き締めに積極的)発言に続き、米地区連銀総裁も相次ぎ「インフレ抑制のため利上げを継続する」必要性を強調している。米指標の改善も利上げしやすくなるとみられた。8月の米消費者信頼感指数は予想を上回る伸びを示し、5月以来の高水準を回復したほか、7月の米有効求人件数は増加し、6月分も上方修正されている。また、欧州ではドイツの8月・消費者物価指数(CPI)速報値の伸びが加速し、米国同様に欧州中央銀行(ECB)も金融引き締めを継続すると予想された。
 一方、中国では本日(日本時間午前10時30分ごろ)、8月のPMI(国家統計局などが集計)が公表される。直前の市場コンセンサス予想は、製造業PMIが49.2と前回の49.0をやや上回る半面、非製造業PMIは前回の53.8→52.3に低下する見込みだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。米国や欧州の金融引き締めが警戒されるほか、台湾を巡る地政学リスクが投資家心理の重しとなろう。台湾軍は30日、台湾領内の島を旋回していた中国の無人航空機(ドローン)に対し、威嚇射撃を行ったと発表した。


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