/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2022/05/12 08:49

神経質な値動きか、好悪材料が入り混じる 無料記事

◆12日の香港マーケットは、好悪材料が入り混じる中で神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.0%安と5日続落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が3.2%安と急反落した。NYダウは連日で年初来安値を更新している。物価高止まりを背景に、金融引き締めの警戒感が高まった。4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.3%上昇となり、1981年12月以来の高水準だった前月(8.5%)からはやや鈍化したものの、予想(8.1%)は上回っている。高インフレは長期化するとの見方が広がり、連邦準備理事会(FRB)は積極的に金融を引き締めると懸念された。
 一方、中国国内では過度な景気不安が後退している。中国政府が矢継ぎ早に経済対策を打ち出しているほか、新型コロナウイルスの新規感染者数が一部地域で減少しつつあるためだ。事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いている上海市では、10日の新規感染者数が前日からほぼ半減し、市中感染はゼロを記録。規制緩和の道筋が見えてきた格好だ。
 こうした中、本日の香港マーケットは全体として神経質な値動きか。中国の景気不安後退は支えとなりそうだが、米ハイテク株安は重しとなる。また、週明け16日に、今年4月の中国経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて公表されることも気がかり材料として意識されそうだ。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース