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2022/11/11 09:02

買い先行か、米株急伸を好感 無料記事

◆11日の香港マーケットは、米株急伸を好感した買いが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。10日の米株市場は、インフレのピークアウトが意識される中、主要指標のNYダウが前日比3.7%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が7.4%高とそろって急反発した。朝方公表された10月の米消費者物価指数(CPI)は、伸び率が予想以上に前月から鈍化している。市場には、「インフレ鈍化が確認されたことで、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ幅がこれまでの0.75%→0.50%に縮小される」との見方が広がった。ダラス連銀総裁は、「利上げペース減速は、まもなく適切となる可能性がある」と述べている。債券市場では、米10年債利回りが急速に低下した。
 一方、中国国内の環境は不透明。国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が増傾向をたどる中、複数の地域で行動抑制など防疫措置が強化されている。中国共産党の最高指導部は10日に開いた会議で、新型コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を継続する方針を確認。防疫措置の長期化で、中国経済活動も停滞すると危惧される状況だ。ただ、国営メディアは10日、過度な防疫措置は是正すべき――と報じている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買い先行しそうだ。中国経済の先行き不安は依然として根強いものの、インフレ指標鈍化を受けた米株急伸が投資家心理を上向かせよう。外国為替市場で、対米ドルのオフショア人民元が元高方向に舵を切ったことも好材料だ。


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