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2022/11/08 08:33

しっかりか、米国の株高と中国の政策期待が支えに 無料記事

◆8日の香港マーケットは、米国の株高と中国の政策期待でしっかりか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。7日の米株市場は、米中間選挙の結果が期待され、主要指標のNYダウが前営業日比1.3%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.9%高とそろって続伸した。8日投開票の米中間選挙では、野党・共和党が躍進し下院で過半数を確保するとの見方が優勢。民主党バイデン政権との「ねじれ」で、増税などマーケットにマイナスとなる法案が成立しにくくなると期待された。
 一方、中国国内の環境には不透明感が漂う。新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を巡っては、当局が堅持する方針を繰り返し示す一方、徐々に緩和されるとの見方も相次いでいる。ゴールドマン・サックス(GS)は最新リポートで、中国が2023年第2四半期(4〜6月)に「ゼロコロナ」政策を見直し、経済再開(リオープン)を図るとの見通しを改めて示した。また、米メディアは7日、「中国指導部が『ゼロコロナ』政策解除に向けた措置を検討中」と報じている。
 なお中国では来週にかけて、10月の各種経済統計発表が相次ぐ。あす9日は物価、15日は小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融などが予定されている。7日公表された貿易統計は、米ドル建て輸出が予想外の縮小となるなどさえない内容だった。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。昨夜の米株高に加え、中国の経済対策に対する期待感が相場を支えよう。足もとの経済指標下振れは、「当局の景気テコ入れ策につながる」との思惑につながりやすい。ただ、米中間選挙やあすの中国物価指標を見極めたいとするスタンスが高まれば、積極的な売買が手控えられる可能性もある。また、「ゼロコロナ」政策を巡るニュースフローに一喜一憂する場面もあろう。


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