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2022/09/16 08:36

売り先行か、世界経済の鈍化を警戒 無料記事

◆16日の香港マーケットは、世界景気の先行き不安で売られる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場は、金融引き締めの加速で景気が冷え込むとの見方が広がり、主要指標のNYダウが前日比0.6%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.4%安とそろって反落した。NYダウは今年7月以来の安値を付けている。一部の経済指標が強い内容だったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速するとの警戒感が改めて意識された。世界銀行は15日、インフレ対策で各国の中央銀行が利上げを同時に加速させているため、世界全体がリセッション(景気後退)に向かっている可能性がある――と警告。国際通貨基金(IMF)の報道官は同日、世界経済の下振れリスクは高まっているとして、第3四半期の経済成長はさらに失速すると指摘した。
 一方、中国では本日の取引時間中に(日本時間午前11時ごろ)、8月の各種経済統計が公表される(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。小売売上高などは前月から加速すると予想されているが、先に発表された同月の新規融資や輸出入が下振れていただけに、予断は許さない状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として苦戦を強いられそうだ。上述したように、世界景気の鈍化懸念が投資家心理を冷やしそうだ。また、外国為替市場でオフショア人民元が2020年7月以来となる1ドル=7.0人民元台を付けたこともマイナス。中国本土からの資金流出も懸念される。


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