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2023/02/27 09:02

売り先行か、米利上げ長期化を警戒 無料記事

◆週明け27日の香港マーケットは、米金融引き締め長期化の警戒感で売り先行か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。24日の米株市場は、インフレ高止まりで利上げ長期化の懸念が強まり、主要指標のNYダウが前日比1.0%安と反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.7%安と3日ぶりに反落した。米商務省が公表した1月の個人消費支出(PCE)はコア指数が前年同月比4.7%増となり、予想(4.3%上昇)を大幅に上回る伸び。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向の目安とするPCEの加速を受け、利上げ継続が長期化するとの見方が高まった。米ボストン連銀のコリンズ総裁は同日、「インフレ抑制のため一段の利上げが必要」との見解を述べている。
 欧米の対中圧力も警戒。ロシアのウクライナ侵攻問題を巡っては、中国と欧米の対立が続いている。米政府は24日、ロシア軍需産業に対する制裁逃れに関与したとして、中国企業を含む約90社に対し、米ハイテク製品の輸出を事実上禁止する措置を発表した。
 一方、内部的には新規の取引材料に乏しい。今週末から中国の重要会議が始まることや、主要企業の決算報告が進む中、様子見ムードが漂う状況だ。国政助言機関の全国政治協商会議は3月4日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は5日に開幕する。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売りが先行する流れか。中国経済対策に対する期待感は根強いものの、米金利引き上げ長期化の警戒感が投資家心理を冷やしそうだ。


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