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2022/11/30 09:13

神経質な値動きか、米中の経済イベント見極めで 無料記事

◆30日の香港マーケットは、米中の経済イベント見極めで神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は不透明。29日の米株市場は、様子見ムードが漂う中で方向感を欠いている。主要指標のNYダウが前日比0.01%高と小反発する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.6%安と3日続落した。今週は30日に11月のADP雇用統計や米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長講演、12月1日に11月のISM製造業景況指数や週間の失業保険申請件数、2日に11月の雇用統計(米労働省)などの経済イベントが集中。いずれも金利動向に関係する内容だけに、結果を見極めたいとするスタンスが高まる状況だ。
 一方、中国国内の環境は改善しつつある。中国の国家衛生健康委員会、国家疾病予防管理局、中国疾病予防管理センターは29日午後3時(現地時間)、新型コロナウイルス予防・管理措置について記者会見を開いた。会見では、感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策見直しについての言及はなかったが、無秩序な防疫措置は是正する必要があり、措置の微調整は続けると強調。抗議デモが各地で発生した現状を受け、国民の不満に一定の配慮(譲歩)を示した。
 なお本日は(日本時間午前10時30分ごろ)、中国で11月PMI(国家統計局などが集計)が公表される予定。直前の市場コンセンサス予想では、製造業PMIが49.0(前回49.2)、非製造業PMIが48.0(前回48.7)にそれぞれ低下する見込みだ。また、あす12月1日には、民間集計の財新中国製造業PMIが発表される。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。上述したように、コロナ防疫措置を巡る警戒感が薄れつつあることはプラス材料だが、米中の経済イベント見極めが重しとなりそうだ。


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