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2023/04/24 08:55

神経質な値動きか、業績動向見極めへ 無料記事

◆週明け24日の香港マーケットは、決算動向見極めで神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境に目立った手がかりはない。21日の米株市場は、一部企業の決算好感で指数は反発したものの、安く推移する場面もみられ、全体としては方向感を欠いた。主要指標のNYダウが前日比0.1%安と4日ぶりに反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数も0.1%高と反発している。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の決算は売上高と利益が予想を上回り、3%超上昇。指数の支えとなった。なお、24日の週は大手ハイテクの決算発表が相次ぐ。アルファベット(グーグル)やマイクロソフト、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)、アマゾン・ドット・コム、インテルなどが四半期決算を報告する予定だ。
 一方、内部的には目新しい材料に乏しい。香港では、主要な中国企業の決算報告が今週ピークを迎える。業績動向が注目されそうだ。本日(24日)は青島ビール(168/HK)や江西銅業(358/HK)、あす25日は万洲国際(288/HK)やASMPT(522/HK)、華能国際電力(902/HK)、龍源電力集団(916/HK)、中国広核電力(1816/HK)、中国アルミ(2600/HK)、上海電気集団(2727/HK)などが第1四半期決算を報告する。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。米中対立激化の警戒感がくすぶっているほか、米中の決算発表も気がかり材料となりそうだ。


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