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2023/01/05 08:53

底堅く推移か、内外環境が改善 無料記事

◆5日の香港マーケットは、内外環境の改善で底堅い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は落ち着きつつある。4日の米株市場は、米金融引き締め長期化懸念がいったん織り込まれる中、主要指標のNYダウが前日比0.4%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.7%高とそろって3日ぶりに反発した。取引時間中に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)では、タカ派(引き締めに積極的)スタンスが改めて確認され、指数はマイナス圏に沈んだものの、程なくプラス圏を回復している。金利低下もプラス。米債券市場では、米10年債利回りが4日連続で低下した。フランスの12月物価指標が低下したことを手がかりに、欧州市場の主要株価指数が軒並み上昇したことも追い風となっている。
 内部環境も安定的。新型コロナウイルスを巡っては、首都・北京を含む中国の大都市で、感染拡大ペースが鈍化し、人出が回復傾向を示している。専門家の間からは、「ゼロコロナ」政策解除による感染拡大の波がピークを迎えた可能性がある――との指摘もあった。中国リオープン(経済再開)が進展すると期待されている。中国経済対策に対する期待感も根強い。中国人民銀行(中央銀行)は4日、「2023年は各種の金融政策ツールを適時に実施し、合理的で潤沢な流動性を維持する方針」と発表した。また、当局は大型デベロッパーを対象とした一段の支援策を検討中――とも伝わっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として底堅い展開か。米長期金利低下や、中国リオープン進展が引き続き材料視されそうだ。ただ、このところ指数の上昇は急ピッチなこともあり、売り圧力も高まっていることには注意したい。


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