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2022/11/23 08:59

神経質な値動きか、中国コロナ感染再拡大が重荷 無料記事

◆23日の香港マーケットは、中国のコロナ感染再拡大で神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。22日の米株市場は、投資家のリスク選好が強まり、主要指標のNYダウが前日比1.2%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は1.4%高とそろって反発した(NYダウは3カ月ぶり高値回復)。米小売企業の決算上振れと、米長期金利の低下が支援材料。スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズと家電のベスト・バイは、1株利益と売上高がそれぞれ予想を上回り、通期の売上高予想を上方修正した。その上でベストバイは、年末商戦に自信を示している。米債券市場では、当局がハト派(緩和的)に舵を切るとの期待で10年債利回りが低下。クリーブランド地区連銀のメスター総裁は21日、インフレを抑制しながらも、12月会合から利上げ幅を縮小させることができると述べた。
 一方、中国国内では、止まらない新型コロナウイルス感染拡大がネガティブ。感染者の増加が続く北京市で、同市疾病対策予防センターの劉暁通・副主任は21日、「感染拡大以降、状況は最も複雑で深刻」との見解を示した。一部の地域では、防疫措置が強化され、ロックダウン(都市封鎖)に突入している。早期のリオープン(経済再開)に対する期待が後退し、経済活動の停滞も懸念される状況だ。また、経済協力開発機構(OECD)が22日公表した経済見通しでは、2023年の中国経成長率予測が前回の4.7%→4.6%に下方修正されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きかか。米金利低下や中国経済対策などは支えになるものの、中国のコロナ感染再拡大が引き続き投資家心理の重しとなろう。


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