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2022/11/17 08:34

売り先行か、米ハイテク株安が逆風 無料記事

◆17日の香港マーケットは、米ハイテク株安を嫌気した売りが先行しそうだ (亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。16日の米株市場は、半導体産業の業績懸念が浮上し、NYダウが前日比0.1%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.5%安とそろって反落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.3%下げ、他の主要指数を大きくアンダーパフォームしている。半導体大手のマイクロン・テクノロジーは16日、2023年の市場見通しが悪化したとして、DRAMとNANDのウェーハを6〜8月期比で約20%減産すると発表した。消費減速も警戒。小売大手ターゲットが業績予想を下方修正したことで、年末商戦に対する期待感が後退した。米債券市場では、10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールド(景気後退の前兆とされる)が一段と広がっている。
 中国国内の環境も不透明。国内の新型コロナウイルス感染再拡大がマイナス材料だ。15日の新規感染数(無症状含む)は、上海市がロックダウン(都市封鎖)中の4月以降で初めて2万人を突破し、一部地区では外出規制など防疫措置が強化されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行する流れか。上述したように、米ハイテク株安が投資家心理を冷やしそうだ。中国経済対策の期待感は根強いものの、依然として景気懸念もくすぶっている。
 テンセント株の動向にも注視。昨日引け後に発表された3Q決算は売上高が市場予想をやや下回る一方、純利益は予想を上振れた。併せて、保有する美団(メイトゥアン:3690/HK)株を現物配当して分配する方針を表明しており、美団株の値動きにも注目が集まる。


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