2023/01/13 08:54
買い先行か、米インフレ鈍化を好感
◆13日の香港マーケットは、米インフレ鈍化を好感し買いが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
外部環境はポジティブ。12日の米株市場は、米物価指標の鈍化を手がかりに、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と3日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.6%高と5日続伸した。米労働省が公表した12月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.5%上昇にとどまり、予想通り伸びは前月(7.1%)から鈍化。前月比では0.1%下落となり、予想に反し低下している。この内容を受けて、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを減速させるとの見方が広がり、米債券市場では米10年債利回りが急低下した。
一方、中国では本日、昨年12月の貿易統計が公表される予定。市場コンセンサスでは、米ドル建て輸出が前年同月比11.1%減(11月は8.7%減)、輸入が10.0%減(同10.6%減)で着地する見込みだ。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行する流れとなろう。上述したように、米インフレ鈍化が投資家の買い安心感につながりそうだ。米金利低下を受け、外国為替市場でオフショア人民元(対米ドル)が上昇基調を強めていることもプラス材料となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境はポジティブ。12日の米株市場は、米物価指標の鈍化を手がかりに、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と3日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.6%高と5日続伸した。米労働省が公表した12月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.5%上昇にとどまり、予想通り伸びは前月(7.1%)から鈍化。前月比では0.1%下落となり、予想に反し低下している。この内容を受けて、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを減速させるとの見方が広がり、米債券市場では米10年債利回りが急低下した。
一方、中国では本日、昨年12月の貿易統計が公表される予定。市場コンセンサスでは、米ドル建て輸出が前年同月比11.1%減(11月は8.7%減)、輸入が10.0%減(同10.6%減)で着地する見込みだ。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行する流れとなろう。上述したように、米インフレ鈍化が投資家の買い安心感につながりそうだ。米金利低下を受け、外国為替市場でオフショア人民元(対米ドル)が上昇基調を強めていることもプラス材料となる。
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