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2023/10/09 08:42

売り先行か、外部環境に不透明感 無料記事

◆週明け9日の香港マーケットは、外部環境の不透明感で売り先行か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境にはネガティブ材料が浮上。中東地域で地政学リスクが高まった。パレスチナ自治区ガザ地区から7日、イスラエルに向け大量のロケット弾が撃ち込まれ、イスラエル側も報復措置でガザ地区を空爆している。イスラエルのネタニヤフ首相は7日、「我々は戦争状態にある」と声明した。9日早朝のマーケットでは、原油や金が急上昇し、NYダウ先物は反落している。
 なお、6日の米株市場は、米雇用統計の発表後に金利が上昇し、株価指数も大幅に下落したが、金利の上げ幅が縮小する中、買い戻しが優勢となった。主要指標のNYダウは前日比0.8%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は1.6%高とそろって反発している。9月の米雇用統計では、雇用者数(非農業部門)の伸びが予想を大幅に上回ったものの、平均時給の伸びは予想を下回った。
 一方、中国ではきょう9日、本土市場が中秋節・国慶節の大型連休明けで取引再開する(9月29日〜10月6日まで休場)。休場中に公表された中国の景況感指数が官民でまちまちの内容だったことや、香港の株安を受け、軟調な展開になりそうだ。
 こうした中、本日の香港マーケットは上値の重い展開となろう。上述したように、中東地域の地政学リスク浮上が投資家心理を冷やしそうだ。WTI原油先物は9日朝方、約4%急伸。インフレ懸念も改めて意識されそうだ。
 なお、香港天文台は8日午後(現地時間、以下同)、台風14号(コイヌ)の接近を受け、台風警報「シグナル8」を発令した。9日朝も同警報は継続しているが、午前11時40分に「シグナル3」に引き下げる予定だ。これを受けて香港証券取引所は9日、「シグナル8」以上の台風警報発令に関する取引規定により、本日のプレオープニングセッションを中止すると発表した。香港天文台の発表に基づくと、前場の取引も中止となる。


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