/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2023/10/13 09:06

米金利上昇で売り先行か、中国指標も気がかり 無料記事

◆13日の香港マーケットは、米金利高を嫌気した売りが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。12日の米株市場は、インフレ長期化の警戒感で長期金利が上昇し、投資家の慎重スタンスが強まる展開だった。主要指標のNYダウが前日比0.5%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.6%安とそろって5日ぶりに反落している。朝方公表された9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の伸びが前月と同じ高い水準となり、市場予想も上回った。市場には、「米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げする」との観測が再浮上している。米債券市場では、下落基調を強めていた米10年債利回りが、一転、急上昇した。また、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの「戦争」が激化するとの不安も高まる状況。イスラエル軍は早ければ数日中に、地上侵攻する恐れがある。
 一方、中国では本日、9月の物価統計と貿易統計が公表される予定。日本時間午前10時半ごろに発表される物価統計に関しては、消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比プラス0.2%(前月はプラス0.1%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス2.4%(同マイナス3.0%)で着地するとの予想が市場コンセンサスだ。貿易統計については、米ドル建て輸出が前年同月比8.0%減(前月は8.8%減)、輸入が6.3%減(同7.3%減)で着地すると見込まれている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行しそうだ。上述したように、米長期金利の上昇が懸念材料だ。また、中国指標の結果も波乱要因となる可能性があるので注意したい。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース