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2020/07/20 09:08

下値の固い展開か、本土株の先高観が支えに 無料記事

◆週明け20日の香港マーケットは、本土株の先高観が意識されるなかで下値の固い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境には不透明感が漂う。先週末の米株市場は、全体として方向感を欠く展開。主要指標のNYダウが前日比0.2%安と続落する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.3%高と反発した。決算発表本格化を前に、積極的な売買が手控えられている。今週は、マイクロソフトやアマゾン、スリーエム、テスラなど主要企業が相次ぎ4〜6月期決算を報告する予定だ。また、全米の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を更新したことも重し。経済回復ペースが鈍化すると警戒されている。他方、コロナワクチンの開発期待は根強い状況。臨床試験で抗体が確認された米バイオ製薬ベンチャーのモデルナは大幅続伸し、上場来高値を更新している。バイオ株が軒並み買われ、ナスダック指数の上昇に寄与した。
 一方、17日の本土株市場では、主要指標の上海総合指数が0.1%高と4日ぶりに反発した。相場の先高観が改めて意識される。新華社系証券紙の中国証券報は17日、中長期的な上昇トレンドは依然として継続中とする論説記事を1面に掲載した。16日の株価急落に関しては、一時的なものとなる可能性に言及している。中国証券報以外の大手証券紙3社も、同様の論説を掲載した。
 こうしたなか、本日の香港・本土マーケットは全体として下値の固い展開か。上述したように、本土株の先高観が引き続き相場の支えとなろう。消費促進やインフラ投資推進など、中国政府が経済対策を強めていることも好感されそうだ。
なお本日は、中国で銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の発表がある(月に一度、原則20日に公表)。市場予想では、今回も据え置かれるとの見通しがコンセンサスだ。


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