2024/02/20 08:36
しっかりか、中国の利下げに期待感
◆20日の香港マーケットは、中国の政策金利引き下げでしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境に目立った手がかりはない。19日の海外マーケットは、米市場がプレジデンツデーの祝日で休場だった。場が開いていた欧州市場では、主要株価指数がまちまちで動意を欠いている。
一方、中国では本日(日本時間10時15分ごろ)、中国人民銀行(中央銀行)が実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する予定。銀行貸出の指標となる1年物LPRを現行の3.45→3.40%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRを4.20→4.10%に引き下げると予想されている。また、低迷する国内経済を支えるため、追加の刺激策を打ち出すとの期待も強まる状況だ。李強・首相は18日、国務院(内閣に相当)の会議で、中国経済に対し「現実的で力強い行動」が必要だと述べている。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりか。上述したように、中国の金融緩和が手がかりだ。ただ、利下げが期待外れに終わった場合などは、投資家の失望につながる恐れもあるので注意したい。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境に目立った手がかりはない。19日の海外マーケットは、米市場がプレジデンツデーの祝日で休場だった。場が開いていた欧州市場では、主要株価指数がまちまちで動意を欠いている。
一方、中国では本日(日本時間10時15分ごろ)、中国人民銀行(中央銀行)が実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する予定。銀行貸出の指標となる1年物LPRを現行の3.45→3.40%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRを4.20→4.10%に引き下げると予想されている。また、低迷する国内経済を支えるため、追加の刺激策を打ち出すとの期待も強まる状況だ。李強・首相は18日、国務院(内閣に相当)の会議で、中国経済に対し「現実的で力強い行動」が必要だと述べている。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりか。上述したように、中国の金融緩和が手がかりだ。ただ、利下げが期待外れに終わった場合などは、投資家の失望につながる恐れもあるので注意したい。
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