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2024/02/29 08:27

売り先行か、米中指標が気がかり 無料記事

◆29日の香港マーケットは、米中指標発表を前に買いが手控えられる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は不透明。28日の米株市場は、高インフレの警戒感が強まる中で売られる展開だった。主要指標のNYダウが前日比0.1%安と3日続落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.6%安と反落している。米商務省が29日に公表する米個人消費支出(PCE)コア指数(食品とエネルギーを除く)に関しては、1月の米消費者物価指数(CPI)と米卸売物価指数(PPI)が上振れしたこともあり、強めの内容になるとの見方が優勢だ。PCEコア指数は米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向の目安としているだけに、結果次第では米利下げの後ずれ観測が強まる可能性もある。
 一方、中国ではあす3月1日、中国で官民が今年2月の製造業PMIを発表する予定。国家統計局によるPMIは前月の49.2→49.0、民間による財新PMIは50.8→50.7に低下する見込みだ。中国当局の相場支援や経済対策に対する期待感は根強いものの、景気懸念もくすぶっている。
 なお、前日に公表された香港の予算案に関しては、不動産規制の緩和や観光業を支援する方針が示される一方、高所得者の課税強化も盛り込まれた。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売りが先行しそうだ。上述したように、米中の指標発表が気がかり材料となる。また、中国不動産業を巡る債務懸念が再燃していることも逆風だ。ただ、中国の政策動向に対する期待感が続いていることもあり、下値は限定的だろう。


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