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2024/08/29 10:57

本土株:上海総合は0.4%安で続落、上海B株は0.02%高 無料記事

 29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.23ポイント(0.36%)安の2827.20ポイントと3日続落している。
 前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、対外関係の悪化が引き続き懸念材料だ。中国製EV(電気自動車)を巡っては、カナダ政府が新たな関税を課すと発表し、欧州連合(EU)も追加関税の最終案を公表している。米国も輸入関税を引き上げる予定だ。中国政府は猛反発し、対抗措置を打ち出す姿勢を示している。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が発表される予定だ。製造業PMIについては、7月の49.4から49.5にやや上向くと予想されているが、景況判断の境目となる50は引き続き下回る見通し。
 主要銘柄の値下がり率は、招商局能源運輸(601872/SH)が5.4%、富士康工業互聯網(601138/SH)が4.5%、中国電力建設(601669/SH)が3.3%、国投電力(600886/SH)が3.0%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.06ポイント(0.02%)高の228.02ポイント、深センB株指数が1.72ポイント(0.16%)高の1050.58ポイントで推移している。


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