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2025/04/17 10:58

本土株:上海総合は0.2%安で8日ぶり反落、上海B株は0.4%安 無料記事

 17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.88ポイント(0.24%)安の3268.13ポイントと8日ぶりに反落している。
 前日までの7日続伸を受け、ひとまず売りが先行。関税政策を巡る米中対立が新たな局面に入る中、経済のデカップリング(分断)が警戒されている。
 もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が支えとなっている。米中の関税応酬が国内景気の下押し圧力になると不安視される中、政府は経済対策を強化する構えだ。商務部など9部門は16日、「サービス消費の質向上と恵民行動の2025年活動計画案」を発表。サービスの供給を拡大するほか、多様な消費シーンを創造し、消費体験を改善することで、サービス消費の発展を促す方針を明らかにしている。
 主要銘柄の値下がり率は、賽力斯集団(601127/SH)が2.5%、恒力石化 (600346/SH)が1.4%、三一重工(600031/SH)が1.2%、中信銀行(601998/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.95ポイント(0.37%)安の257.68ポイント、深センB株指数が3.05ポイント(0.26%)安の1171.67ポイントで推移している。



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