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2025/04/24 11:01

本土株:上海総合は0.1%高で反発、上海B株は0.1%安 無料記事

 24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.09ポイント(0.06%)高の3298.44ポイントと反発している。
 米中関税交渉の進展期待が相場を支える流れ。トランプ米大統領はこのところ、中国に対し関税問題の交渉に応じるよう連日で呼びかけ、交渉次第では累計145%の対中追加関税を引き下げる可能性も示唆した。米メディアが23日報じたところによると、国家安全保障上の脅威と見なされない品目には35%、脅威と見なされる品目には少なくとも100%の関税を検討しているという。そのほか英メディアは23日、トランプ政権が自動車メーカーに対して関税の一部を免除する計画と報道。その中には、中国から輸入する自動車部品も含まれるようだ。
 ただ、米中関税交渉を見極めたいとするスタンスもあり、上値は限定されている。中国外交部は23日、中国は関税競争を望んでいなかったとし、「米国が中国と問題解決の交渉をしたいのなら、極度の圧迫を加えるようなやり方は変えるべきだ」と慎重姿勢を示した。
 個別では、海洋油田掘削サービス大手の中海油田服務(601808/SH)が4.3%高。1〜3月期業績の40%増益が好感されている。ほか主要銘柄の値上がり率は、四川路橋建設集団(600039/SH)が1.9%、山東黄金(600547/SH)が1.7%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.2%、三一重工(600031/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.23ポイント(0.09%)安の254.81ポイント、深センB株指数が3.01ポイント(0.26%)安の1175.76ポイントで推移している。


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