2025/04/15 10:39
続伸、ハンセンは99.7ポイント高 
ハンセン指数 21517.09 +99.69 +0.47%
中国本土株指数(旧H株指数) 7995.89 +30.08 +0.38%
H科技(テック)指数 5032.95 +17.83 +0.36%
15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が6日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が続いているほか、トランプ米政権の関税引き上げに対する過度な警戒感が薄れている。トランプ米大統領は11日、「相互関税」からスマートフォンやコンピューターなど電子機器・部品を除外すると発表。13日には「除外した製品は『半導体関税』に移行するだけだ」と強調したが、市場関係者の間には、相互関税よりも品目別関税の方が緩やかにとどまるとの見方も浮上している。そのほか、トランプ氏は14日、輸入自動車・部品に対する関税を一時免除する可能性について検討していることを明らかにした。
また、先ごろ公表された中国の3月人民元建て新規融資が市場予想を上振れたことについては、当局の金融緩和スタンスを示唆するものと受け止められている。銀行貸出の指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」や預金準備率が引き下げられる可能性が高まったとの見方もある。ただ、上値は限定的。中国ではあす16日、3月の小売売上高や鉱工業生産、第1四半期GDP成長率などが発表される。内容を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせた。
主要銘柄の値上がり率は、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が4.1%、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.9%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.2%、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が2.1%、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス:1/HK)が2.0%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 7995.89 +30.08 +0.38%
H科技(テック)指数 5032.95 +17.83 +0.36%
15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が6日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が続いているほか、トランプ米政権の関税引き上げに対する過度な警戒感が薄れている。トランプ米大統領は11日、「相互関税」からスマートフォンやコンピューターなど電子機器・部品を除外すると発表。13日には「除外した製品は『半導体関税』に移行するだけだ」と強調したが、市場関係者の間には、相互関税よりも品目別関税の方が緩やかにとどまるとの見方も浮上している。そのほか、トランプ氏は14日、輸入自動車・部品に対する関税を一時免除する可能性について検討していることを明らかにした。
また、先ごろ公表された中国の3月人民元建て新規融資が市場予想を上振れたことについては、当局の金融緩和スタンスを示唆するものと受け止められている。銀行貸出の指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」や預金準備率が引き下げられる可能性が高まったとの見方もある。ただ、上値は限定的。中国ではあす16日、3月の小売売上高や鉱工業生産、第1四半期GDP成長率などが発表される。内容を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせた。
主要銘柄の値上がり率は、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が4.1%、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.9%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.2%、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が2.1%、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス:1/HK)が2.0%など。
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