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2025/02/24 10:58

本土株:上海総合は0.3%安で反落、上海B株は1.2%安 無料記事

 週明け24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.86ポイント(0.29%)安の3369.25ポイントと反落している。
 投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。先週の米株安や、米中関係の悪化が不安視されている。米中関係を巡っては、トランプ米政権は21日、先端技術や重要インフラなど安全保障に関わる分野で、中国からの対米投資を制限するよう関係部署に指示した。また、米国務省はホームページの外交方針を記したファクトシートを更新し、中国共産党を名指しで批判している。中国側は強烈な不満を表明し、自国の正当な権利と利益を守るために必要な措置を取ると強調した。もっとも、下値は限定的。各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国の政策に対する期待感も高まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、瑞芯微(603893/SH)が4.2%、薬明康徳(603259/SH)が2.5%、中国電信(601728/SH)が2.1%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.5%、中国神華能源(601088/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.18ポイント(1.20%)安の260.66ポイント、深センB株指数が2.40ポイント(0.20%)安の1222.28ポイントで推移している。


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