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2025/04/22 11:00 NEW!!

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株は0.1%安 無料記事

 22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.01ポイント(0.12%)高の3295.44ポイントと小幅に続伸している。
 中国の政策に対する期待感が継続する流れ。国務院(内閣に相当)は18日に常務会議を開き、厳しい外部環境に直面しているとして、雇用や貿易の支援に注力するほか、株式市場の安定化と不動産市場の活発化に向けた取り組みを強化する方針を決定した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化が警戒されている。中国は政府系ファンド(SWF)による米国での新規のプライベート・エクイティ(PE)投資を停止しているもようと報じられたほか、半導体大手の米エヌビディア(NVDA/NASDAQ)は中国向け製品の輸出規制を強めているとの観測も伝わった。両国はこれまで関税応酬を続けていたが、対立は輸出規制など新たなステージに入っている。
 主要銘柄の値上がり率は、北京同仁堂(600085/SH)が3.7%、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が2.4%、北京兆易創新科技(603986/SH)が1.9%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.7%、中国銀行(601988/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.97ポイント(0.38%)安の254.83ポイント、深センB株指数が1.21ポイント(0.10%)安の1175.57ポイントで推移している。


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