26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.20ポイント（0.12％）高の3374.17ポイントと反発している。
　中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。外電は25日、一段の内需拡大に向け、中国政府がサービス消費に対する補助金政策を検討しているもよう――と報じた。ただ、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶっている。米中関係を巡っては、米政権が中国やイラン、パキスタンなどの企業を含む70団体を輸出制限リストに追加したことがわかった。25日に掲載された連邦官報によると、中国の団体が50以上を占めるという。
　主要銘柄の値上がり率は、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が3.8％、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.7％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.3％、瑞芯微（603893/SH）が2.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.68ポイント（0.62％）高の273.51ポイント、深センB株指数が0.14ポイント（0.01％）安の1227.00ポイントで推移している。


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