2025/04/23 10:58
本土株:上海総合は0.1%高で3日続伸、深センB株は0.3%高 
23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.68ポイント(0.11%)高の3303.43ポイントと3日続伸している。
投資家心理が上向く流れ。中国の政策に対する期待感が続いたほか、米中対立の過度な警戒感が薄らいだこともプラスだ。米メディアが報じたところによると、ベッセント米財務長官は22日、投資家との非公開会合で、米中の関税交渉はまだ始まっていないが、取引は可能だとの見方を示したうえで、膠着は長く続かず、緩和していく見通しだと述べている。また、「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドの買い支え観測が根強いことも支えだ。ただ、上値は限定的。指数はこのところの急ピッチな上昇で約3週ぶりの高値水準を回復したとあって、戻り待ちなどの売り圧力も意識されている。
主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.4%、薬明康徳(603259/SH)が3.3%、万華化学集団(600309/SH)が2.0%、賽力斯集団(601127/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント(0.07%)高の255.09ポイント、深センB株指数が3.78ポイント(0.32%)高の1179.63ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
投資家心理が上向く流れ。中国の政策に対する期待感が続いたほか、米中対立の過度な警戒感が薄らいだこともプラスだ。米メディアが報じたところによると、ベッセント米財務長官は22日、投資家との非公開会合で、米中の関税交渉はまだ始まっていないが、取引は可能だとの見方を示したうえで、膠着は長く続かず、緩和していく見通しだと述べている。また、「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドの買い支え観測が根強いことも支えだ。ただ、上値は限定的。指数はこのところの急ピッチな上昇で約3週ぶりの高値水準を回復したとあって、戻り待ちなどの売り圧力も意識されている。
主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.4%、薬明康徳(603259/SH)が3.3%、万華化学集団(600309/SH)が2.0%、賽力斯集団(601127/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント(0.07%)高の255.09ポイント、深センB株指数が3.78ポイント(0.32%)高の1179.63ポイントで推移している。
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