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2025/02/20 10:55

本土株:上海総合は0.3%安で反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.32ポイント(0.28%)安の3342.22ポイントと反落している。
 「トランプ関税」の警戒感が重しとなる流れ。トランプ米大統領は18日、4月2日に公表する輸入自動車に対する関税は、現状の10倍となる約25%くらいになるだろうと発言。半導体や医薬品にも追加関税を課す考えも示している。外資の中国投資減速も不安材料。中国商務部の最新統計(19日発表)によれば、2025年1月の外資利用額(FDI、実行ベース)は、前年同月比13.4%減の975億9000万人民元(約2兆337億円)に縮小した。ただ、下値は限定的。米長期金利の低下や、中国の政策に対する期待感が支えだ。
 一方、中国で20日公表された実質的な政策金利となる2月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、市場予想通りに据え置かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、中国電信(601728/SH)が1.7%、中国中車(601766/SH)が1.6%、中国建築(601668/SH)が1.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.09ポイント(0.03%)安の265.48ポイント、深センB株指数が2.99ポイント(0.24%)安の1220.97ポイントで推移している。


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