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2025/04/11 10:55

本土株:上海総合は0.1%安で4日ぶり反落、上海B株は0.3%安 無料記事

 11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.25ポイント(0.13%)安の3219.39ポイントと4日ぶりに反落している。
 米中貿易戦争のエスカレートが不安視される流れ。経済規模で世界1位と2位の米国と中国が関税の応酬を続けていることがネガティブ材料だ。関税応酬により米国の対中追加関税は累計125%に上ったが、米ホワイトハウスは10日、3月に課した20%の関税と合わせて税率は145%になると改めて表明している。中国の報復関税は累計84%(34%+50%)に膨らんだ。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が高まっている。外電報道によると、中国当局は近く、経済の活性化と資本市場の安定化に向け、輸出税還付など各種対策を打ち出す見通しだ。
 主要銘柄の値下がり率は、中国電信(601728/SH)が2.3%、東鵬飲料(605499/SH)が2.2%、海爾智家(600690/SH)が1.9%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.5%、中国神華能源(601088/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント(0.26%)安の252.39ポイント、深センB株指数が0.58ポイント(0.05%)高の1166.54ポイントで推移している。


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