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2025/04/16 10:57 NEW!!

本土株:上海総合は0.3%安で7日ぶり反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.64ポイント(0.26%)安の3259.03ポイントと7日ぶりに反落している。
 指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では本日の取引時間中に(日本時間午前11時ごろ)、3月の小売売上高や鉱工業生産、第1四半期GDP成長率などが発表される。注目のGDP成長率に関しては、昨年第4四半期(10〜12月)の5.4%→5.2%に減速するとの予想が市場のコンセンサスだ。関税政策を巡る米中の動きも気がかり。米政権は14日、半導体と医薬品の関税導入に向けた調査を開始したと発表した。また、中国が国内の航空会社に対し、米ボーイングの航空機を納入しないよう指示したとの情報も伝わっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。「中国政府は内需を拡大させるため、追加の消費刺激策を打ち出す」との観測や、金融緩和の期待が相場を下支えしている。
 主要銘柄の値下がり率は、華勤技術(603296/SH)が9.3%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.6%、海爾智家(600690/SH)が1.5%、万華化学集団(600309/SH)が1.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.14%)高の259.85ポイント、深センB株指数が2.42ポイント(0.21%)安の1178.52ポイントで推移している。


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