ハンセン指数 　 　 　　　　　　20032.72 +24.61 +0.11％
中国本土株指数（旧H株指数） 8027.40 -40.54 -0.50％
H科技（テック）指数 　　　　　 5053.19 +33.46 +0.67％

　30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景況感の悪化を受け、当局は景気支援の動きを強めるとの見方が広がった。寄り付き直後に公表された4月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）は49.0となり、市場予想（49.7）以上に前月（50.5）から低下している（景況判断の境目となる50を割り込むのは3カ月ぶり）。中国国家発展改革委員会（発改委）の趙辰昕・副主任は先ごろ、今年の経済成長目標「5.0％前後」の達成に自信を示したうえで、「経済状況の変化に応じて新たな政策を公表する」と述べた。もっとも、上値は限定的。大型連休を前に、積極的な売買も手控えられている。メーデーに絡んだ祝日により、本土市場は5月1〜5日が休場。香港市場は1日がメーデー、5日が仏誕節で飛び石の休場となる。
　主要銘柄の値上がり率は、AIAグループ(1299/HK)が5.2％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が3.2％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が3.0％、中銀香港(BOCホンコン：2388/HK)が2.8％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.2％など。


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