ハンセン指数 　 　 　　　　　　21860.72 -120.02 -0.55％
中国本土株指数（旧H株指数） 8017.83 -62.71 -0.78％
H科技（テック）指数 　　　　　 4955.72 -27.24 -0.55％

　週明け28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米中協議を見極めたいとするスタンスが強まる流れ。トランプ米大統領は米メディアのインタビューで「中国の習近平・国家主席から電話があった」と発言し、交渉が進んでいることを強調したが、中国側は「米国とはいかなる交渉もしていない」と否定している。米中の通商摩擦が緩和に向かうとの期待はあるが、投資家の慎重スタンスも根強い状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル)：285/HK)が8.6％、比亜迪(BYD：1211/HK)が4.3％、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー：1088/HK)が4.1％、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ：3692/HK)が3.4％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が3.0％など。
　電子機器受託製造サービス（EMS）の比亜迪電子が報告した四半期決算は2％増益にとどまった。自動車世界大手のBYDは予想を上回る100％増益だったが、目先の材料出尽くしの売りが先行している。


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