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2025/04/14 10:41

続伸、ハンセンは418ポイント高 無料記事

ハンセン指数           21332.30 +417.61 +2.00%
中国本土株指数(旧H株指数) 7945.38 +143.87 +1.84%
H科技(テック)指数       5040.70 +140.27 +2.86%

 週明け14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続伸している。中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。当局の相場支援スタンスがプラスだ。上場投資信託(ETF)市場活性化のため、欧米企業にマーケットメーカーとして参入を認めるなど規制緩和を検討していると伝わっている。また、先週末に報告された3月の金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を上回った。香港メディアの信報は市場関係者の見解として、新規融資の上振れは当局の金融緩和スタンスを示唆すると報道している。
 一方、トランプ米大統領は11日に「相互関税」からスマートフォンやコンピューターなど電子機器・部品を除外すると発表したが、13日には「除外した製品はこれから公表する『半導体関税』に移行するだけだ」と強調した。先行き不安はあるものの、市場関係者からは、いったん先送りされたことが好材料との声も聞かれている。
 なお中国では今週、重要経済指標の発表が相次ぐ。きょう14日に3月の貿易統計、16日に小売売上高や鉱工業生産、第1四半期GDP成長率などだ。
 主要銘柄の値上がり率は、聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が7.9%、比亜迪電子(国際)(BYDエレクトロニック(インターナショナル):285/HK)が6.4%、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が5.7%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が4.7%、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ):2382/HK)が4.7%など。


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