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2026/01/19 08:49 NEW!!

神経質な値動き、中国GDP成長率などに注目 無料記事

◆週明け19日の香港マーケットは、中国指標をにらみながら神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややネガティブ。米長期債利回りの上昇が懸念材料だ。16日のNY債券市場では、米連邦準備理事会(FRB)がハト派(緩和的)姿勢を強めるとの観測が後退。長期金利の指標となる10年債利回りは上昇が続き(債券価格は続落)、昨年9月上旬以来の高い水準を付けている。トランプ米大統領は16日、利下げに積極的なハセット国家経済会議(NEC)委員長を現職にとどめたいとの意向を示し、候補にあがっていた次期FRB議長に指名される可能性が大幅に低下した。
 16日の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.2%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.1%安とそろって反落した。半導体大手TSMCの好決算が引き続き材料視され、半導体株の一角には買いが入ったものの、米長期金利の上昇が全体相場を重くしている。なお、19日はキング牧師誕生日の祝日で米国市場は休場。連休を前にした様子見ムードも買い手控え要因として意識された。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は1.2%安と4日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、万国数拠HD(GDS/NASDAQ、9698/HK)が6.3%安、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が3.7%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が3.2%安と下げが目立った。
 内部的には中国指標の内容が気がかり。きょうの取引時間中(日本時間11時ごろ)に、12月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、2025年のGDP成長率が公表される。注目のGDP成長率に関しては、1〜9月期の5.2%から5.0%に低下するとの予想がコンセンサス。ただ、中国政府の成長率目標「5.0%前後」は達成できる見込みだ。ほか、月次経済統計では、小売や不動産などが前月実績を下回るとの予測されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。中国指標をにらみながらの展開となろう。内容次第では、相場の波乱要因となりそうだ。


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