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2026/01/13 09:00

しっかりか、米株が連日で最高値更新 無料記事

◆13日の香港マーケットは、米株高値更新が好感される展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。米株が連日で史上最高値を更新している。12日の米株市場では、主要指標のNYダウが前営業日比0.2%高と3日続伸し、前日に付けた最高値を塗り替えた。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数も0.2%高と3日続伸し、連日で最高値を更新している。ほか、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.3%高と続伸。労働市場が底堅いとの見方が引き続き支援材料となった。人工知能(AI)投資の拡大見通しも追い風となっている。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米司法省による刑事捜査の対象になったと伝わり、FRBの独立性を巡る懸念はくすぶったものの、影響は限定された。
 中国銘柄もしっかり。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は4.3%高と反発している。主要な香港との重複上場銘柄では、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が21.6%高、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が10.2%高、小鵬汽車(エックスポン:XPEV/NYSE、9868/HK)が8.4%高と上げが目立った。
 内部環境もそれほど悪くない。中国指標の発表が気がかり材料となるものの、中国の政策に対する期待感は持続している。李強・首相が主宰した9日の国務院(内閣に相当)常務会議では、財政と金融が協調した一連の内需促進策を実施する方針が決定された。それより先、中国共産党中央政治局常務委員会は8日、国務院など重要組織を集めて開催され、主宰した習近平・国家主席が重要な談話を発表。会議では、今年が第15次5カ年計画(2026〜30年)の初年度だということを踏まえ、経済・社会発展に向けた活動の好調なスタートを切らなけれならないと強調された。
 中国の経済指標に関しては、あす14日に12月の貿易統計、15日までに金融統計が公表される。来週は19日に12月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、2025年のGDP成長率も報告される予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。中国指標の内容を見極めたいとするムードが漂うものの、米株の高値更新が投資家心理の支えとなろう。また、対米ドルの人民元相場が前日、およそ2年8カ月ぶりの元高水準を付けたこともプラス材料だ。


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