2026/03/02 09:00 NEW!!
売り先行か、中東地域の地政学リスクが逆風 
◆週明け2日の香港マーケットは、中東地域の地政策リスクで売り先行か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境はネガティブ。中東地域の地政学リスクが一段と高まっている。米国とイスラエルは2月28日、核開発を巡る協議が不調だとして、イランをミサイル攻撃した。イラン最高指導者のハメネイ師が攻撃で死亡する中、イランはイスラエルや中東各地の米軍事施設を攻撃。トランプ米大統領は3月1日、イランが強力な反撃に出ることになれば、「われわれは、かつてない力で反撃することになる」と自身のSNSに投稿した。週明け2日の原油相場は急伸し、安全資産とされる金の先物も大幅に上昇している。
27日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.1%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.9%安と続落した。人工知能(AI)脅威論がくすぶっているほか、中東地域の地政学リスクも重しとなっている。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は1.8%安と3日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が4.3%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が2.7%安、華住集団(HTHT/NASDAQ、1179/HK)が2.3%安と下げが目立った。
内部環境は中立。中国では今週5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。あわせて、国政助言機関の全国政治協商会議が4日に開幕する予定だ。今年は第15次5カ年計画の初年度に当たることもあり、強めの経済対策が打ち出されるとの見方が広がっているものの、会議の動向を見極めたいとするムードも漂っている。
なお今週は、4日に国家統計局などによる2月の製造業PMIと非製造業PMI、民間が集計する2月のRatingDog中国製造業PMIとRatingDog中国サービス業PMIが発表される予定だ。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行か。中国経済対策の期待感は根強いものの、外部環境の悪化が投資家心理を冷やしそうだ。ただ、資源高の恩恵を受ける石油や産金などの銘柄は物色される可能性もあろう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境はネガティブ。中東地域の地政学リスクが一段と高まっている。米国とイスラエルは2月28日、核開発を巡る協議が不調だとして、イランをミサイル攻撃した。イラン最高指導者のハメネイ師が攻撃で死亡する中、イランはイスラエルや中東各地の米軍事施設を攻撃。トランプ米大統領は3月1日、イランが強力な反撃に出ることになれば、「われわれは、かつてない力で反撃することになる」と自身のSNSに投稿した。週明け2日の原油相場は急伸し、安全資産とされる金の先物も大幅に上昇している。
27日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.1%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.9%安と続落した。人工知能(AI)脅威論がくすぶっているほか、中東地域の地政学リスクも重しとなっている。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は1.8%安と3日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、蔚来汽車(NIO/NYSE、9866/HK)が4.3%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が2.7%安、華住集団(HTHT/NASDAQ、1179/HK)が2.3%安と下げが目立った。
内部環境は中立。中国では今週5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。あわせて、国政助言機関の全国政治協商会議が4日に開幕する予定だ。今年は第15次5カ年計画の初年度に当たることもあり、強めの経済対策が打ち出されるとの見方が広がっているものの、会議の動向を見極めたいとするムードも漂っている。
なお今週は、4日に国家統計局などによる2月の製造業PMIと非製造業PMI、民間が集計する2月のRatingDog中国製造業PMIとRatingDog中国サービス業PMIが発表される予定だ。
こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行か。中国経済対策の期待感は根強いものの、外部環境の悪化が投資家心理を冷やしそうだ。ただ、資源高の恩恵を受ける石油や産金などの銘柄は物色される可能性もあろう。
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