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2020/10/05 09:07

好悪材料が入り混じるなかで方向感を欠く展開か、本土は休場 無料記事

◆連休明け5日の香港マーケットは、好悪材料が入り混じるなかで方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。先週末の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.5%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.2%安とそろって3日ぶりに反落した。投資家のリスク回避スタンスが強まる。トランプ米大統領は2日、新型コロナウイルスに感染したことが判明し、米軍医療センターに緊急入院。米政治不安が高まった。ただ、景気敏感株などに買いが入り、NYダウは引けにかけて下げ幅を縮小。野党・民主党のペロシ下院議長は2日、追加経済対策を巡る与野党協議について、「楽観している」と述べたことが支えになっている。なお、この日公表された9月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を下回ったものの、8月分は上方修正された。また、失業率は5カ月連続で改善している。
 一方、中国国内には目立った手がかりがない。本土マーケットは国慶節に伴い、今週8日まで休場となるため、中国発のニュースフローに乏しい状況だ。なお、休場前の9月30日に公表された9月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は、前月実績(51.0)を上回る51.5で着地。市場予想(51.3)以上に改善した。
 こうしたなか、連休明けとなる本日の香港マーケットは全体として方向感を欠く展開か。米景気対策の期待や中国景気の回復基調などはプラス材料となるものの、新型コロナウイルスを巡る警戒感が根強い状況だ。英国では1日、1日当たりの新規感染者数が初めて1万人を突破。感染拡大が深刻化しつつあるフランスの首都パリでは、再びロックダウン(都市封鎖)の措置が取られるとの不安が強まっている。また、米ニューヨーク市のデブラシオ市長は4日、一部地区で7日にも再びロックダウンを実施する考えを明らかにした。



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