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2020/11/20 08:58

下値の固い展開か、米中の政策期待が支えに 無料記事

◆20日の香港マーケットは、米中の政策期待が相場を支える展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややポジティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.2%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.9%高とそろって3日ぶりに反発した。追加経済対策の期待感が再び盛り上がる。米メディアが報じたところによれば、民主党上院トップのシューマー院内総務は19日、新型コロナウイルス流行に対処する追加の経済対策に関し、「共和党上院トップのマコネル院内総務は協議再開で民主党と合意した」と述べた。複数の州でコロナ感染拡大に歯止めがかからず、行動制限の強化が相次ぐ中、景気の落ち込みも緩和できると期待されている。
 ただ、指数は安く推移する場面もみられた。米労働省が発表した新規失業保険申請件数(週間)は、予想に反し前週から増加。雇用情勢の悪化が経済を下押しすると不安視された。
 一方、19日の本土株市場は、主要指標の上海総合指数が0.5%高と続伸。内需拡大の期待感が強まった。国務院(内閣に相当)は18日の常務会議で、自動車などを対象とする消費拡大策を強化する方針を確認。新たな「汽車下郷」の策定を指示する。家電などの消費促進策も強める方針だ。来年から始まる「第14次5カ年計画(2021〜25年)」では、内需の掘り起こしが主要テーマとなっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として下値の固い展開か。米中の政策期待が相場を支えよう。ただ、欧米では新型コロナ感染が再拡大していることもあり、目先の景気不安は依然としてくすぶっている。上値を買い進む動きは限定されそうだ。
 本日は中国人民銀行(中央銀行)が事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する(月に一度、原則20日に公表)。10月まで6カ月連続で据え置かれた。今回に関しても据え置きが濃厚だ。



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