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2021/03/04 08:50

神経質な値動きか、米ハイテク株安が重しに 無料記事

◆4日の香港マーケットは、米ハイテク株安を嫌気し神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.4%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.7%安とそろって続落した。米長期金利の再上昇で投資家心理が悪化する。いったん低下していた米10年債利回りは、前日の1.39%から一時1.49%と急上昇した。ITハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース株(成長株)に売りが広がり、全体相場を押し下げている。雇用指標の下振れもマイナス。今年2月のADP全米雇用リポートでは、(政府部門を除く)非農業部門の雇用者数が予想に反し、伸びが前月を下回った。米景気の回復期待が後退している。
 一方、中国国内の環境は良好。なかでも、経済政策に対する期待が高まっている。本日(4日)は国政助言機関の全国政治協商会議が開幕。あす5日には、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)がスタートする。新型コロナウイルス流行で疲弊した経済立て直しに向け、経済対策が強化されるとの期待が強まる状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。中国の経済政策に対する期待は根強いものの、昨夜の米ハイテク株安が重しとなる。また、米金利が急上昇する中で、中国の金利動向も気がかり材料となりそうだ。


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