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2020/12/16 09:03

買い先行か、米ハイテク株高が追い風に 無料記事

◆16日の香港マーケットは、米ハイテク株高が好感される展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比1.1%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.3%高と続伸した。ナスダック指数は終値で史上最高値を更新している。追加経済対策の期待感が相場を押し上げた。米超党派グループは14日、先に提案した経済対策案に関し、与野党が対立している部分を切り離したうえで、合意しやすい項目に絞った案を分割して再提示。民主・共和トップは15日中に協議すると伝わり、経済対策案は早期に合意されるとの見方が広がった。アップルが5%高と急伸したことも全体相場に寄与。日本経済新聞の電子版は15日、「2021年1〜6月にiPhone(アイフォーン)の生産を前年同期比30%増やす方針を取引先企業に伝えた」と報じた。
 一方、15日の本土株市場は、主要指標の上海総合指数が0.1%安と小反落。外部環境の不透明感が重しとなった。欧州や米国では新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、複数の国や地域で行動規制が強化されている。外需の落ち込みが中国経済にも影を落とすと危惧された。また、中国企業の社債デフォルト(債務不履行)に対する警戒感も依然としてくすぶる状況。複数メディアが15日までに伝えたところによれば、一時は「中国のルイ・ヴィトン」と呼ばれたアパレル大手の山東如意科技集団有限公司が社債デフォルトに陥った。
 他方、15日午前に公表された11月の各種経済統計では、事前の予想通り、小売売上高や鉱工業生産などが前月実績を上回った。中国経済の持ち直しが続いている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行する流れか。上述したように、米ハイテク株高が好感されそうだ。また原油相場の上昇(WTI原油先物は1.3%高で続伸)も関連銘柄の追い風となろう。
 なお本日は、「中国のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」との別名を持つ日用品メーカー、藍月亮集団HD(ブルームーン・グループ・ホールディングス:6993/HK)が香港市場に新規上場する。グレーマーケット(上場前の相対取引)では、公募価格比16.41%高の15.32香港ドルで取引を終了。上場後の値動きが注目される。


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