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2021/01/13 08:59

内外環境改善で買い先行か、高値警戒で上値の重さも 無料記事

◆13日の香港マーケットは、内外環境の改善で買い先行する展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はひとまず安定しつつある。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.2%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.3%高とそろって反発した。米経済対策の期待感が再び意識される。バイデン次期米大統領は14日に、数兆億米ドル規模の経済対策を公表する予定。共和党の一部議員の反対で規模がやや縮小する可能性はあるものの、一段の経済対策が実施されることは既定路線となっている。原油相場の上昇も関連銘柄の追い風。WTI原油先物は1.8%高と6日続伸し、一時は昨年2月以来の高値水準を回復した。
 中国国内の環境も悪くない。新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感はくすぶるものの、経済対策に対する期待感は続いている。習近平・国家主席は11日に「国家行政学院」(中国共産党の高級幹部養成機関である中国共産党中央党校)で実施した講話で、消費拡大を促すことなどを改めて強調した。今年スタートした第14次5カ年計画(2021〜25年)では、内需の拡大や科学技術の発展が主要なテーマとなっている。前日の本土・香港のマーケットでは、政策の恩恵を受けやすい銘柄群に物色の矛先が向かった。
 こうした中、本日の本土・香港マーケットは前日までの好地合いを継いで、買いが先行する流れとなろう。米株高や原油上昇もプラス材料だ。ただ、昨日は上海指数が約5年1カ月ぶり、ハンセン指数が約1年ぶりの高値水準を切り上げていることもあり、売り圧力が高まっていることには注意したい。また、あす14日には、昨年12月の中国貿易統計が公表される。結果を見極めたいとするスタンスが強まれば、買い手控え要因ともなる。なお、12日引け後に発表された昨年12月の金融統計では、新規融資が市場予想をやや上回る半面、マネーサプライM2は予想を下回った。


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