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2021/02/04 09:19

下値の堅い展開か、外部環境は安定的 無料記事

◆4日の香港マーケットは、米企業業績の好調を支えに下値の堅い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.1%高と3日続伸した。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は3日ぶりに反落したが、下落率は0.02%と小幅にとどまっている。米追加経済対策に対する期待感が続いたほか、指標の改善と企業業績の好調が相場を下支えした。今年1月のADP全米雇用リポートでは、(政府部門を除く)非農業部門の雇用者数が予想を大幅に上回っている。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した今年1月の非製造業景況感指数は予想外に前月から加速。約2年ぶりの高水準に達した。このほか、調査会社の最新データによれば、米主要500社の20年第4四半期決算は増益を確保できる見込み。月初の見通しでは減益が予想されていた。この日はアルファベット(グーグルの持株会社)が7.3%高と急伸。同社が前日引け後に報告した四半期決算は、売上高と利益が予想を上回っている。
 一方、中国の環境も悪くない。中国人民銀行(中央銀行)は3日朝方、公開市場操作(レポ)を通じ4営業日ぶりに市中から資金を吸収したものの、昼に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は3日連続で低下し、1月15日以来の水準に落ち着いた。人民銀・貨幣政策委員の馬駿氏が先ごろ、「(株や不動産など)一部分野でバブルが生じつつある」とコメントするなど、引き締め懸念は依然としてくすぶるものの、相場を大きく冷やすような動きもみられない。
 こうした中、本日の本土・香港マーケットは全体として下値の堅い展開か。上述したように、米企業業績の好調が好感されそうだ。



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