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2021/06/17 09:04

売り先行か、米金融緩和の縮小を警戒 無料記事

◆17日の香港マーケットは、米金融緩和の縮小懸念で売られる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややネガティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.8%安と3日続落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数も0.2%安と続落した。米金融緩和正常化が早まるとの警戒感が重し。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日まで開いていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、多くのメンバーが2023年内の利上げを予想した。ただ、パウエルFRB議長が「インフレ加速は一時的」との見方を改めて強調する中、NYダウは下げ渋る場面もみられた。米10年債利回りは一時1.58%台に急上昇したが(前日は1.49%台)、心理的節目の1.6%手前で上昇は抑えられている。
 一方、中国国内では昨日の本土市場引け後、今年5月の各種経済統計が公表された。統計では、小売売上高や鉱工業生産などの伸びが事前予想以上に前月実績を下回っている。経済回復ペースが鈍化していると懸念される中、香港市場では主要株価指数が安く引けた。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは売り先行する可能性が高い。上述したように、米金融緩和の縮小懸念が逆風となろう。ただ、中国では月次経済統計の発表が一巡したこともあり、政策銘柄などに見直し買いが入ることに期待したい。


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